予防歯科|コーラル歯科クリニック|近江八幡市の歯科

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予防歯科

予防歯科|コーラル歯科クリニック|近江八幡市の歯科

予防歯科とは、虫歯になってから治療するのではなく「痛くなる前に予防する」という考え方です。
いつまでも好きなものが食べれることを目指してご自身の歯を守りましょう!

予防歯科で行うこと

予防歯科とは歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングと患者様ご自身のセルフケアです。具体的には口腔内診査、歯周病の進行具合のチェック、歯垢や歯石の除去(PMTC)、歯磨き指導、その後フッ素塗布などを行います。セルフケアだけでは、歯垢や歯石を完全に取り除くことができません。
皆様のお口の中はそれぞれ違います。生活習慣も考慮して、お口の健康を守りましょう。

予防歯科でお伝えしたいこと

1.フッ素をお口の中に残す

自宅でできるセルフケア

  • ・フッ素配合歯磨き剤を使う
  • ・ブラッシング後にすすぎ過ぎない(できるだけフッ素を残すため)

プロフェッショナルケア

  • ・フッ素塗布…高濃度のフッ素を塗布して虫歯を予防します。
2.歯垢を残さず落とす

自宅でできるセルフケア

  • ・歯ブラシで歯の一本一本を丁寧に磨く
  • ・デンタルフロスを使って隙間の歯垢を取り除く

プロフェッショナルケア

  • ・スケーリング
  • ・PMTC…特殊な機械で歯の汚れをすみずみまで取り除きます。
  • ・歯磨き指導
3.細菌を増やさない

自宅でできるセルフケア

  • ・デンタルリンスでのうがいや食生活の見直しなどで細菌を増えにくくしていく。

プロフェッショナルケア

  • ・口腔内診査…歯や歯ぐきの状態をチェックします。口内細菌の数も調べます。
  • ・シーラント…歯垢が残りやすい歯の隙間などを、あらかじめ樹脂などでふさいで虫歯を予防します

予防に重点を置いた定期検診について

定期的に検診やクリーニングをすることで以下の変化が出てきます。

 

各国の歯の予防的な定期検診・クリーニングの受診率

スウェーデン

90%

  • ほとんどの方が定期的に歯科医院に通い検診を受けています
  • 20歳以下の歯科診療(定期検診、フッ素塗布等)は無料
  • 予防的な治療も補助金が出る

80歳での残存歯数

  • 20本以上
アメリカ

80%

  • スウェーデンよりは数が少なくなりますが、それでも8割の方が受診されています。
  • 治療費は高額で自費となっています。

80歳での残存歯数

  • 17本
日本

20%以下

  • 最近は予防歯科の名前を知ってもらうことも多くなったので、段々と数字は上がってきています。でも先進医療国の中では低い数値です。

80歳での残存歯数

  • 8本

小児の予防歯科

もともと生まれて来たばかりのお子さんは虫歯の菌は持っていません。虫歯菌に感染しやすい時期は、離乳食が始まるタイミングからの生後6ヶ月から3歳ごろまでの間です。予防策としましては、この感染しやすい時期に、お子さんと同じ箸やスプーンを共有しない、離乳食の際に咬み与えをしないなど、お口のスキンシップを控えることです。そうすることで成長した時の虫歯の本数を少なくすることができるのです。

毎日の歯ブラシ習慣も大切になってきます。小さい時は一緒に歯磨きを行うとともに、ちゃんと磨けているか確認と仕上げを、ご両親でしてあげましょう。子どもは甘いものをよく知っています。砂糖がたくさん入っている飲み物やお菓子等も今一度知って欲しいと思います。小さい頃から虫歯にならない習慣を身につけていきましょう。

妊産婦さんのための予防歯科

お母さんに出産前後の歯の健康についての知識を身に着けてもらうことで、赤ちゃんの虫歯を予防し口の健康を守ることを目指します。
妊娠すると、つわりや体調の変化で歯磨きがしにくくなり虫歯になるリスクが高まります。妊産婦の予防歯科では、そうした知識を知ってもらい、必要であれば出産前に虫歯や歯周病の治療をして、大事な出産に望んでいただきたいです。

そのためには、歯科医院でのプロフェッショナルケアと、自宅で行うセルフケアが大切です。